JA水戸は、茨城県の中央部に位置し、県都の水戸市を中心に大洗町、茨城町、城里町(常北地区、かつら地区)の1市3町から成っています。東西約30㎞、南北約40㎞で細長い形をしており、都心より約100㎞圏内にあります。面積は、460.97 k㎡と県総面積6093.77 k㎡の約7.6%を占め、そのかなりの部分が平野部であり、東は太平洋に面しています。そして、那珂川が地域の北東部に沿って太平洋に注ぎ、南部に涸沼川が流れており、那珂川と合流しています。
農業面では、水戸市が標高30m前後の市街地が広がる一方で、畑作農業が盛んであり、穀倉地帯は茨城町、水戸市の内原地区と常澄地区に見られ、城里町(常北地区、かつら地区)の中山間地帯や茨城町、水戸市、大洗町には畑作地帯が広がっています。気候は温暖であり、豊かな水に恵まれた肥沃な農地が点在しています。
農作物は、稲作を中心にメロン、イチゴ、水菜、小松菜、トマト、キュウリ、ニラ、ホウレンソウ、ネギなどの園芸作物の他、カンショ、ダイコン、ハクサイ、加工トマト、加工バレイショ、ゴボウ、ニンジン、ナガイモ、シイタケ、ウメ、クリ、花き、茶、果樹(ナシ、ブドウ、リンゴ)などが盛んに栽培されています。また、肥育牛、乳牛、養豚を取り入れた複合経営も行われています。
JA水戸の概要
設立 | 平成5年8月1日 |
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沿革 | 平成5年8月に、1市4町1村の7JA(JA水戸市、JA大洗町、JA茨城町、JA内原町、JA常北町、JA桂村、JA常澄村)が広域合併 |
出資金 | 32億9,977万円 |
組合員数 | 24,112名(正 11,182名、准 12,930名) |
役員数 | 理事 29名(うち常勤理事 3名、女性理事 3名) 監事 5名(うち常勤監事 1名、員外監事 1名) |
職員数 | 235名(うち男 160名、女 75名) 常備的臨時雇用者 164名 |
(令和3年1月31日現在)
主要事業実績
貯金 | 1,401億2,949万円 |
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貸出金 | 328億3,577万円 |
長期共済新契約高 | 343億4,220万円 |
長期共済保有高 | 3,738億8,839万円 |
購買品供給高 | 37億8,131万円 |
販売品販売高 | 74億4,886万円 |
(令和3年1月31日現在)
機構図
(令和4年2月1日現在)